平成医療短大講師、チャットGPTを使ったリハビリ分野国家試験の正答率研究

平成医療短期大学の澤村彰吾講師と古桧山建吾講師は、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を使用してリハビリテーション分野の国家試験に挑戦させ、その正答率を研究しました。彼らが解かせた理学療法士、作業療法士の国家試験において、チャットGPTは合格ラインの60%を超える正答率を達成しました。特に、AIの最新の言語モデル「GPT-4」を使用した場合、正答率が70%から80%に達することが確認されました。この研究は、即時の一問一答に留まらず、問題作成や難易度調整の可能性をも示していますが、AIには不得意な分野もあり、誤った情報を提供する場合もあることが明らかになりました。今後はAIの精度向上を目指し、学習支援や人材育成への応用が期待されています。

https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/369294

関連記事