鹿児島市の田上記念病院が、脳科学とAIを融合させた最新のリハビリ機器「BMI」を九州で初めて導入しました。この機器は、脳卒中などで麻痺した手や指の回復を支援するもので、慶応大学のスタートアップ企業が開発し、1台約800万円です。
患者の「指を動かそう」とする脳波を読み取り、腕に装着した機器を通じて筋肉に微弱な電流を送って刺激し、指の動きをサポートします。これにより、指を動かす感覚の回復が期待されます。
田上記念病院では、年間200人以上の脳卒中患者を受け入れており、その半数近くが手足に麻痺などの後遺症が残るという現状があります。この新機器の導入により、早い段階で患者に手を動かすイメージをつかんでもらい、リハビリの効果を高めることが期待されています。
引用元）https://news.yahoo.co.jp/articles/983b836cae40f914dabae2e8a64908d95814b3c3