次世代がんワクチン誕生へ:NECとAGCの革新的取り組み

NEC Bio TherapeuticsとAGC Biologicsは、個別化がんワクチン「NECVAX-NEO1」の臨床試験用ワクチン製造で提携しました。このワクチンは、AIと機械学習技術を活用し、患者ごとのがん細胞特有のネオアンチゲンを最大限とするように設計されています。経口投与が可能で、患者への負担が少ない点が特徴です。この提携により、バイオテクノロジーを徹底した個別化がん治療の実現に向けた取り組みが進歩し、新たな治療法有効性と安全性を検証する臨床試験が2024年から開始される予定です。AGC Biologicsは、GMP準拠の製造体制でNECVAX-NEO1のワクチン製造を担当し、NECバイオ治療法との協力で効率的な移転技術と品質管理を行います。
この提携は、ドイツでの臨床開発と製造を中心に進められ、がん治療の新たな可能性が開かれ期待されています。

引用元)https://www.newmed.co.jp/gakkai/11874

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