富士フイルムは2024年7月1日、ベトナムのハノイでがん検診を中心とした健康診断施設を開設しました。この施設では人工知能(AI)を活用した画像診断技術を用いて、高精度で効率的な病変発見を目指しています。この事業は、新興国に日本式の健診や予防医療を広め、健康増進を図る取り組みの一環で、インドとモンゴルに続く3カ国目となります。
富士フイルムの後藤禎一社長は、2030年度までに世界で100施設の展開を目指すと述べ、ベトナムの医療の質向上に貢献する意欲を示しました。新興国では定期的な健診の習慣が根付いておらず、ベトナムの健診受診率も低いため、早期発見の効果が期待されています。
引用元)https://www.sankei.com/article/20240701-BMQ3DDEUNRNR3GQNTH2RHZXC4I/