ハーバード大学の脳科学センターは、NTT研究財団からの寄付により「Center for Brain Science-NTT Fellowship Program」を設立しました。このプログラムはインテリジェンの物理学問研究をサポートするものであり、2年間の期間で最大3年間の延長が可能です。プログラムは、ポスドク研究者2名支援、テクノロジーや施設、セミナーや会議のゲストスピーカーなど関連の有料サポートを提供します。インテリジェンスの物理学は、物理学、コンピュータサイエンス、神経科学、心理学橋渡しを目指す分野であり、インテリジェンス基礎に関するような課題に取り組んでいきます。
このプログラムは、脳科学研究センターとNTT基礎情報科学研究所との2021年からの共同研究に基づいています。NTT研究所の知能システムグループとハーバード大学の神経科学者や心理学者との協力関係により、現実ある成果が生まれています。
Center for Brain Scienceは、神経回路の構造や機能、それが思考や行動にどのように影響するか、その変化や発展、異常や障害の発生とその改善について研究しています。AIの台頭はインテリジェンスの科学に新たな研究対象を提供し、信頼性のあるコンピュータシステムの構築やAIと物理学の関係性の探求に集中しています。
NTT Researchは2019年にシリコンバレーで設立され、人類に有益な技術の進歩を目指しています。このプログラムは、インテリジェンスの物理学研究とその発展に貢献し、学問の領域を超えた協力を促進します。
引用元)https://news.harvard.edu/gazette/story/newsplus/gift-establishes-new-program-in-physics-of-intelligence-at-center-for-brain-science/