国内で急速に進化する画像診断支援AIの展望:多様な部位への応用と早期治療への貢献

「画像診断支援AI」の開発が活発化しており、2019年3月に大腸を対象とした診断支援AIが販売されたのを皮切りに、肺、胃、咽頭、乳房、骨、目、脳など様々な部位を対象とした数十の診断支援AIが国内で実用化されています。これらのAIは、医用画像を解析してポリープの腫瘍性、肺結節の有無などを判断し、疾患の早期発見と治療に役立てられています。特に、大腸内視鏡や肺のX線撮影検査、CT検査で得られる画像の解析に注力されており、早期の疾患発見と治療開始への貢献が期待されています。大手企業からスタートアップまで多くの企業が参入しており、健康診断などで得られる膨大な画像データを活用する市場のポテンシャルが大きいことから、今後も発展が予想されます。

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02413/032800001/

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